交通事故による脳機能障害

交通事故によって脳に何らかの障害が残った場合の症例に、遂行機能障害があります。遂行機能障害とは、論理的に考えて計画し、問題を解決し、推察し、そして、行動するといったことができなくなります。また、自分の行動を評価したり、分析したりすることができない状態をいいます。具体的な症状は、自分で計画を立てられない、指示してもらわないと何もできない、物事の優先順位をつけられない、いきあたりばったりの行動をする、仕事が決まったとおりに完成しない、仕事が効率良くできない、間違い繰り返すなどです。

社会的行動障害次に、社会的行動障害があります。社会的行動障害とは、行動や感情を場面や状況にあわせて適切にコントロールすることができなくなった状態をいいます。具体的な症状は、すぐ怒ったり、笑ったり、感情のコントロールができない、無制限に食べたり、お金を使ったり、欲求が抑えられない、場違いな行動や発言をしてしまう、態度や行動が子供っぽくなる、すぐ親や周囲の人に頼る、じっとしていられないなどです。

さらに、自己認識の低下があります。具体的な症状として、自分が障害者であるということを正しく認識できない、上手くいかないのは相手のせいで自分自身の障害の存在を否定する、困っていることはないと言う、必要なリハビリや治療などを拒否するなどがあります。


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